2008年6月8日に秋葉原で起きた通り魔事件の初公判が東京地裁で開かれました。
この事件では、加藤智大被告によって7名の尊い命が奪われ、10名が負傷しました。
亡くなられた方のご冥福と、負傷された方の回復をお祈り申し上げます。
初公判で、加藤被告は起訴事実を認め、遺族や被害者に謝罪したそうです。
失われた命は取り戻せませんが、せめて加藤被告が自身の犯した罪の重さを
自覚した上で、なぜこのような凄惨かつ身勝手な犯行をするに至ったのか、
その経緯と心境について自らの言葉で明らかにしてもらいたいと思います。
この事件では、加藤被告が犯行前に“携帯サイトの掲示板”に殺人を予告する
書き込みを行っていたことが知られていますが、その内容は具体的なものでした。
以下は加藤被告が投稿したされる書き込みの一部です。
「秋葉原で人を殺します」
「車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います みんなさようなら」
「途中で捕まるのが一番しょぼいパターンかな」
「時間だ 出かけよう」
「酷(ひど)い渋滞」
「秋葉原ついた」
一連の書き込みは危険性が高く、警察に通報されて然るべき内容でした。
しかし当時の毎日新聞の記事によれば、このとき利用者からサイト運営会社に
数十件の連絡があったものの、この会社が土日休みで社員が不在だったため
事件の翌日まで気づかず、警察に通報されることはなかったそうです。
加藤被告は逮捕直後、「書き込みで誰かが止めてくれることを期待していた」
という主旨の供述をしていたそうで、もしサイト運営会社が十分な監視と危機管理
体制を整えており、事件発生の前に警察に情報がもたらされていたとしたら・・・
もしかしたらこの事件の被害を抑えられたかも知れません。
同じようなことは今後も起こりうると思います。悲惨な結果を招いたこの事件を
風化させることなく、教訓として生かしていきたいものです。
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